七転び八起き

30代会社員amiの雑記ブログ。キャリアとライフの充実を目指し奮闘中。コメント大歓迎。

「習慣が10割」を読んでみた

 習慣は性格を変えるより難しいなどと言いますが、最近はこの「習慣」を変えるというテーマのセミナーや本も増えてきてますよね。

それだけ習慣を変えたいという人が多い証拠で、私もそうですが…。

今日は吉井雅之著「習慣が10割」を取り上げてみたいと思います。

 

習慣化の方程式

著者曰く、習慣とは、

「習慣=思いの深さ×繰り返し反復」

であるとのこと。

 

何かを習慣化したいなら、なぜそれを習慣にしたいのか、習慣化して何を達成したいのか、強くイメージすることが大事。

さらに「楽しい」と脳に思わせないとダメで、「(楽しくはないけど)正しいことだからしなければならない」では絶対に続かない…らしい…。

 

「ダイエットしたら、憧れのブランドのワンピースが着たい」 「ダイエットしたら、彼氏と海へ行って堂々と水着姿を披露したい」 このように、「やりたい」と思えることにフォーカスすれば、脳はその目標に近づくための行動をとります。 「甘いものをやめなければならない」とわざわざ考えなくても、ダイエットの邪魔になる行動は自然と避けるようになるのです。 挫折しないためには、自分の中にある「やりたい」という感情に目を向けることを忘れないでください。

「〇〇しなければならない」という発想は良くなくて、「〇〇したい」に目を向けることが大事みたいですね。

 確かに、例えば、私の周りの日本語ペラペラの外国出身者の話を聞くと、日本のドラマが好きとか、アニメが好きとか、日本語に対して「好き」「楽しい」という感情を持っているケースが多いんですよね。

私も英語が話せるようになりたいと思って、英語の勉強を習慣化しようとしてますが、「楽しい」域には達しておらず、脳が習慣化を拒否しているのかもしれません。

なお、「自分のため」ではなく「他人のため」という動機の方が、習慣化しやすいそうです。

なので、そういう側面をひとつ入れるといいんでしょうね。

例えば、英語の勉強をして英語を話せるようになることで、「誰かに貢献できることはないか?」という視点を持つということですね。

 

習慣化のためのTIPS

この本では習慣化のためのTIPSが色々書かれていますが、その中で2つなるほど、と思ったところを紹介します。

 

1.とにかく「ハードル」を下げる

習慣化したいなら、とにかくハードルを下げることがポイントです。

ベイビーステップが大事という話はいろんな本に書いてあるので、間違いないんでしょうね…。

これの意味するところで共通するメッセージは、「自分を許す」ことだと思います。

100%できなかったと悔やむのではなく、5%前進したなら、その出来た部分を誉める。

今日ストップしてしまっても、昨日まで継続していたことに目を向ける。

そうやって少しずつ前に進んでいく方が賢いということです。

 

2.「1個前の習慣」を決める

何かを継続したいなら、その1個前の習慣を意識することです。(中略) 帰宅後に資格試験の勉強を習慣にしたいなら、帰ってすぐ目に入る場所に問題集と筆記用具を置いておく。

 1個前の習慣を意識するっていうのはなるほどと思いました。

すんなりと行動に移せるように、行動としてのハードルを下げるってことですよね。

悪い習慣に結び付くものはできるだけ自分のテリトリーから遠ざけ、良い習慣に結び付くものは目のつくところに置いておく。

そうやって自分をコントロールしていくんですね。

 

人間やすきに流れがち。生きるって大変ですね…。

 

習慣が10割

習慣が10割