七転び八起き

30代会社員amiの雑記ブログ。キャリアとライフの充実を目指し奮闘中。コメント大歓迎。

汚部屋脱出大作戦~コンマリメソッドと家事代行サービス

部屋が汚くて悩んでいる方はいないだろうか?

私も、もともと汚部屋の住人だった。小さい頃から部屋を汚す癖があり、会社のデスクとかも気づいたら汚くしているので、多分整理整頓が苦手なタイプの人間なのだろう。

そんな私がここ数年、最低限のクリーンさを保つことができている、その理由をお伝えしたい。

 

■コンマリメッソドがハマる

ずーっと汚い部屋に住んできて、でもそんな自分に嫌気がさしていた20代後半の頃、「人生がときめく片付けの魔法」という本が大ベストセラーになっていた。

魔法とかいうファンタジーなタイトルに若干の違和感を感じつつ、きっかけは忘れたがとにかく手にとったのが、私が汚部屋を脱出するきっかけとなった。

詳しい内容は覚えてないが、本の前半でコンマリ先生が小さい頃からいかに掃除という行為に執着し極めてきたかということが描かれていて、なんだがすごく感銘を受けたのを覚えている。たかが掃除、されど掃除。なんでも極めれば価値があり、ビジネスにすらなるのだ。

私なりの理解でコンマリメソッドの概略をお伝えすると、とにかくモノを手に取って、ときめくかときめかないかで、そのものを捨てるか残すか決めるというものである。

この実にあいまいな、けれどシンプルな判断基準が私にはとってもハマった。手にとってときめかなければ捨てる、ただそれだけ。何も難しいことは考えなくてもよい。

結局2週間くらいかけて捨てに捨てまくった。とにもかくにもゴミ袋何十袋分を捨てることに成功したのである。

さすがにそれだけ捨てればモノにあふれることはなくなる。この後、モノにあふれて床が見えないということはなくなった。

モノが減ったので多少部屋が散らかってもすぐ片づけられるようになり、ようやく私は人間らしい生活を手に入れたのである。

 

■家事代行サービス

モノは片づけられるようになったものの、まだ課題があった。それは「掃除をするのが面倒くさい」問題である。

掃除機かけるの面倒くさい。トイレ掃除面倒くさい。風呂掃除面倒くさい。トイレ・風呂掃除に関しては、正直にいうと、数か月に一度、カビが発生しまくってどうしょうもなくなったらやるレベルだった。

そんな私の救世主が「家事代行サービス」である。

もともと家事代行=家政婦=高い!というイメージがあったのだが、3年ほど前、会社の先輩が家事代行を使っていたのを聞いて興味を持った。その先輩は一人暮らしのワンルーム住まいなのだが、掃除するのが面倒臭いから月2回家事代行を頼んでいるというのである。しかもお値段は1万いくらかということだった。

「年間十何万か払って、きれいな部屋に住めるなら全然よくない?」

と、その先輩は言った。私は同意せざるを得なかった。

検索すると確かに昨今の家事代行サービスはかなり安くなっている。交通費混みで2時間6000円ちょいとかその程度でお願いできる。2時間集中して掃除するとか私には絶対無理なので、お金を払ってやってもらう価値はあると思った。

そいういうわけで、私は家事代行サービスを使うようになった。2時間で、風呂・トイレ・洗面所・台所・各部屋の掃除機かけまで。

人を指名すると指名料がかかるので、最初の2年間は指名せず毎回違う人に来てもらったが、多少のスキルの差はあれど、基本的に誰でも一生懸命働いてくれるので、その標準的なレベルの高さに驚かされた。

 

■指名するようになった理由

しかしこの半年くらいは指名料を払ってスタッフを指名するようになった。指名の理由は、その人に「収納上手」という付加価値があったからである。

前述の通り、私は「収納」とか「整理整頓」とかが苦手である。なので基本的には棚や引き出しの中はぐちゃぐちゃでどこに何があるか分からない状況だった。そんな我が家の状態を見て、そのスタッフの方は棚の中をきれいに整理整頓してくれた。

するとこれがめちゃくちゃ使いやすいのである。整理整頓の基本は、「モノの居場所を決める」ことだが、そもそも整理整頓が苦手な人間にとっては、その最初のステップが非常に難しい。

しかし、誰かに整理整頓してもらって、いったんモノの位置を決めてもらえば、次からはおなじ位置に戻せばよいだけなので、それだったら私にもできる。

もちろんまた新しい何かを買ったりしてぐちゃぐちゃになるのだが、来てもらうたびに整理整頓をしてもらうことで、またそのモノの居場所が決まる。

こうして私は、家事代行サービスを通じて、「掃除が面倒くさい」ことと「整理整頓が苦手」という2つのことを克服(?)したのである。

 

■今後の課題はインテリア

とはいえただ昔みたいにひどく散らからなくなったというだけで、いわゆる素敵なインテリアの落ち着ける部屋に住んでいるというわけではない。

ホントはモデルルームのようなきれいな部屋にあこがれているが、そこにたどり着く道筋はまだ見えていない。

この点については今後の課題といえよう…。なんかスッキリしない終わり方だが、私が語れるのはここまでである。