七転び八起き

30代会社員amiの雑記ブログ。キャリアとライフの充実を目指し奮闘中。コメント大歓迎。

ちゃんとOisix 5日間体験セット

(以下は11月11日に書いた記事です)

■お試しセットの中身

気になってたネットスーパーOisix。5日分の献立表と食材が届くサービスのお試しセットを注文し、本日到着


大量の野菜と豆腐、卵

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冷凍でお肉、お魚など

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そして献立表と調理方法

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■一日目作った感想

調理目安は30分になってたけど、はかったら1時間15分かかった
原因は、私が野菜切るスピードが遅いのと、我が家はコンロが一つしかなないから


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味は美味しかったけど、何故か食べたあと胃もたれしてお腹痛くなった…
味付けは自分でするので、なんか調味料とか油とかいれすぎたのかも…(味オンチ)

 

■メリットデメリット

このサービスのいいところは、
  • 献立考えなくていい
  • 自分一人では思い付かないメニューに挑戦できる
  • 野菜たくさん食べれてヘルシー
  • 食材買いにいく手間がない
  • ぴったり使いきれる量が送られてくるので、食品ロスがない


ヤマトの配達なので、夜間や土日も対応しているため、共働きでも受け取りやすいと思います。


デメリットは、
  • 料理苦手な人は作るのに時間がかかる(なお、コンロは二つが望ましい


といったところでしょうか。


私にとってはデメリットも大きく、継続するかは迷いますね…
まだ一日目なので、あと四日、とりあえず頑張ります。

 

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ちゃんとOisixおためしセット5日間終了後の感想 - 七転び八起き

汚部屋脱出大作戦~コンマリメソッドと家事代行サービス

部屋が汚くて悩んでいる方はいないだろうか?

私も、もともと汚部屋の住人だった。小さい頃から部屋を汚す癖があり、会社のデスクとかも気づいたら汚くしているので、多分整理整頓が苦手なタイプの人間なのだろう。

そんな私がここ数年、最低限のクリーンさを保つことができている、その理由をお伝えしたい。

 

■コンマリメッソドがハマる

ずーっと汚い部屋に住んできて、でもそんな自分に嫌気がさしていた20代後半の頃、「人生がときめく片付けの魔法」という本が大ベストセラーになっていた。

魔法とかいうファンタジーなタイトルに若干の違和感を感じつつ、きっかけは忘れたがとにかく手にとったのが、私が汚部屋を脱出するきっかけとなった。

詳しい内容は覚えてないが、本の前半でコンマリ先生が小さい頃からいかに掃除という行為に執着し極めてきたかということが描かれていて、なんだがすごく感銘を受けたのを覚えている。たかが掃除、されど掃除。なんでも極めれば価値があり、ビジネスにすらなるのだ。

私なりの理解でコンマリメソッドの概略をお伝えすると、とにかくモノを手に取って、ときめくかときめかないかで、そのものを捨てるか残すか決めるというものである。

この実にあいまいな、けれどシンプルな判断基準が私にはとってもハマった。手にとってときめかなければ捨てる、ただそれだけ。何も難しいことは考えなくてもよい。

結局2週間くらいかけて捨てに捨てまくった。とにもかくにもゴミ袋何十袋分を捨てることに成功したのである。

さすがにそれだけ捨てればモノにあふれることはなくなる。この後、モノにあふれて床が見えないということはなくなった。

モノが減ったので多少部屋が散らかってもすぐ片づけられるようになり、ようやく私は人間らしい生活を手に入れたのである。

 

■家事代行サービス

モノは片づけられるようになったものの、まだ課題があった。それは「掃除をするのが面倒くさい」問題である。

掃除機かけるの面倒くさい。トイレ掃除面倒くさい。風呂掃除面倒くさい。トイレ・風呂掃除に関しては、正直にいうと、数か月に一度、カビが発生しまくってどうしょうもなくなったらやるレベルだった。

そんな私の救世主が「家事代行サービス」である。

もともと家事代行=家政婦=高い!というイメージがあったのだが、3年ほど前、会社の先輩が家事代行を使っていたのを聞いて興味を持った。その先輩は一人暮らしのワンルーム住まいなのだが、掃除するのが面倒臭いから月2回家事代行を頼んでいるというのである。しかもお値段は1万いくらかということだった。

「年間十何万か払って、きれいな部屋に住めるなら全然よくない?」

と、その先輩は言った。私は同意せざるを得なかった。

検索すると確かに昨今の家事代行サービスはかなり安くなっている。交通費混みで2時間6000円ちょいとかその程度でお願いできる。2時間集中して掃除するとか私には絶対無理なので、お金を払ってやってもらう価値はあると思った。

そいういうわけで、私は家事代行サービスを使うようになった。2時間で、風呂・トイレ・洗面所・台所・各部屋の掃除機かけまで。

人を指名すると指名料がかかるので、最初の2年間は指名せず毎回違う人に来てもらったが、多少のスキルの差はあれど、基本的に誰でも一生懸命働いてくれるので、その標準的なレベルの高さに驚かされた。

 

■指名するようになった理由

しかしこの半年くらいは指名料を払ってスタッフを指名するようになった。指名の理由は、その人に「収納上手」という付加価値があったからである。

前述の通り、私は「収納」とか「整理整頓」とかが苦手である。なので基本的には棚や引き出しの中はぐちゃぐちゃでどこに何があるか分からない状況だった。そんな我が家の状態を見て、そのスタッフの方は棚の中をきれいに整理整頓してくれた。

するとこれがめちゃくちゃ使いやすいのである。整理整頓の基本は、「モノの居場所を決める」ことだが、そもそも整理整頓が苦手な人間にとっては、その最初のステップが非常に難しい。

しかし、誰かに整理整頓してもらって、いったんモノの位置を決めてもらえば、次からはおなじ位置に戻せばよいだけなので、それだったら私にもできる。

もちろんまた新しい何かを買ったりしてぐちゃぐちゃになるのだが、来てもらうたびに整理整頓をしてもらうことで、またそのモノの居場所が決まる。

こうして私は、家事代行サービスを通じて、「掃除が面倒くさい」ことと「整理整頓が苦手」という2つのことを克服(?)したのである。

 

■今後の課題はインテリア

とはいえただ昔みたいにひどく散らからなくなったというだけで、いわゆる素敵なインテリアの落ち着ける部屋に住んでいるというわけではない。

ホントはモデルルームのようなきれいな部屋にあこがれているが、そこにたどり着く道筋はまだ見えていない。

この点については今後の課題といえよう…。なんかスッキリしない終わり方だが、私が語れるのはここまでである。

料理嫌い&苦手な私が、それでも自炊をするようになったきっかけ

お久しぶりの更新になりました。久々にまた書きたいことがでてきたので、ポツポツ暇なときに書いていこうと思います。

本日のお題は、「料理嫌い&苦手な私が、それでも自炊をするようになったきっかけ」についてお伝えしようと思います。

 

◆マネーフォワードで発覚、脅威のエンゲル係数

昨年の7月くらいでしょうか。ふと、結婚してから、全然お金たまらないなーって思ったんですよね。

何でだろうと思って、ためにし家計簿的なのをつけてみたんです。

家計簿っていっても、最近はやりのマネーフォワードとかいうアプリです。これは電子マネーとかクレジットカードとか、銀行口座とかを連結させとくと、勝手に家計簿に反映していってくれるので、現金での買い物以外は自らつける必要がありません。めんどくさがりにはピッタリのアプリです。

できるだけクレジットカードや電子マネーを使うようにして、一か月後、アプリをチェックして驚愕しました。

食費、11万円!?(※飲み会のぞく)

しかも我が家はフルタイム共働きなので、夫と1円単位で割り勘です。家計の中で私が負担している分だけで11万ですので、夫の負担分も同じくらいだとすると、夫婦二人で下手したら食費が月20万超えていることになります。

しかし冷静に考えれば当然です。朝昼晩全部外食なので、1人あたり朝500円、ランチ1000円、夕飯1500円と考えれば、単純計算で1日3000円×30日=90,000円。これにカフェ代とか休日に焼肉行ったりとかしかたら、10万は余裕で超えてしまいます。

独身の時は、夜遅くまで働いてて疲れてたのでほとんど夕飯を食べてなかったんですよね。休日も夕方まで寝てたから1食とかだったし。

しかし、結婚して1日3食しっかり食べるようになって、オール外食の弊害がでてきてしまったというわけです。

これはなんとかせねばならない…!

危機感をつのらせ、夕食を作ろうと心に誓ったのです。

 

◆夕食を作るという行為は時給にするといくらなのか?

とはいってもなかなかやる気がおきないですよね。生まれてこの方、まともに料理なんてしたことないんだし、料理する時間が無駄に思え、お腹をすかせながら台所にたつ時間がイライラしてどうしょうもない。

やる気を出すために、私が行ったのは2つのことでした。

 

1つはyou tubeです。you tubeで「OL 料理」「会社員 ルーティーン」などと検索すると、一般の会社員らしき方が夕飯を作っている動画がいろいろとでてきます。

それを見て、自分もyou tubeの撮影しながら料理をしている、自分はyou tuberなんだ!という妄想をしながら料理をするとはかどります(アホ)

何かを成し遂げようと思ったら、具体的にイメージすることが重要とよく言いますが、そのイメージ作りにyou tubeは一役買ってくれます。

 

そして2つ目は、夕飯を作る行為が時給いくらになるかを考えてみることです。

我が家の場合、仕事で夜遅くなると、近所であいているのがお好み焼き屋くらいしかないのですが、そこで「おつまみ+お好み焼き+飲み物(ウーロン茶)」をたのむと、夫婦二人で少なくとも3,000円はかかってしまいます。

しかし、家で料理を作ると、材料費が「クックドゥ+カット野菜+お肉」で700円くらいですみます。

となると、ザックリ計算で1夕食あたり3,000円-700円=2,300円の節約になります。

さて、ここで考えてみてほしい。つまりこれは、2,300円分のお金を家計に生み出しているといっても過言ではないのではなかろうか?

買い物+料理の時間が一時間と考えれば、私は時給2,300円の副業をしているようなものである!(ドヤァ!)

と考えることで、料理を仕事と割り切ってがんばれました。

 

◆簡単・迅速な料理でOK、罪悪感をもつことなかれ

料理の時間は30分以内、できれば20分以内でできるものと決めています。それでも買い物とかもろもろの時間を考えると1時間くらいは使ってしまうので、それ以上料理に時間をかけるのはもったいないです。

カット野菜?冷凍野菜?クックドゥ?上等です。包丁使うの面倒だったら、手でちぎってしまえ、包丁使う食材は買わなければOK!

私は基本、大皿料理+白いご飯、これだけです。

大皿料理に野菜が少ない場合は、仕方ないのでプチトマトとベビーリーフを洗っただけのサラダか、コンソメスープの素にカット野菜をぶち込んだだけのスープをサイドで作ります。

とにかく無理をしないことです。

もちろん、栄養バランスのとれたおいしい食事にこしたことはありませんが、人間には向き不向きがあり、能力の限界があるのですから、やれること、続けられることをやるしかないのです。

 

◆結果

そんなこんなで半年以上、夕飯の自炊(といっていいレベルなのかはさておき)をつづけられてます。

マネーフォワードを見ると今の食費は私の負担分で50,000円弱くらいです。

それでも高いって?でも節約前と比べると50%以上はカットできてますので、いったんは成功かと…。

ただ現在ランチが月20,000円かかってしまっているので、そこを週1回でもお弁当に置き換えようか思案中です…。

他にもこの半年間で色々と学ぶところもあったので、私のようなズボラ会社員向けに、自炊を続けるコツについて、また別の記事でも書きたいと思います。

メリットデメリットを考えたら結婚なんてできない

先日、ある友人と飲む機会があった。その友人は独身で、「そろそろ結婚しなきゃと思うけど、結婚するメリットが見いだせない」という話をしていた。

確かに結婚のメリットデメリットを考えたら、正直、デメリットが上回りそうな気がする。

なのになぜ私は結婚したんだろう、ということを振り返って考えてみた。

 

◆結婚したくない理由は無数にある

自分の独身時代を思い出すと、「彼氏が欲しい」とか「一生彼氏できなかったら恥ずかしい」とかいう悩みはあったが実際に彼氏ができるまで「結婚したい」と思ったことはなかった。

全くモテなかったこともあり、一人で生きる準備は万端だった。仕事もあるし、一人でどこにでも出向いて楽しめるタイプだ。

別に養ってもらいたいとも思ってないし、長年使っていて愛着のある苗字も変えたくないし、一人の方が気楽で自由だし、家事とか面倒くさいしやりたくないし、親戚づきあいとか苦手だし、子どもも絶対欲しいというわけでもないし、そもそも育児と仕事の両立とか自信ないし育休とって自分だけ仕事で遅れとるのも悔しいし…

と、考えれば考えるほど、結婚のメリットよりデメリットばかりが無数に思い浮かぶ。おそらく私は結婚には向いてない類の人間である。

 

◆それでも結婚したかった理由 

そんなわけで私も結婚するメリットなんて特段思い浮かばなかったわけだが、それでも結婚した理由はと問われれば、一言でいえば

貞操義務

これにつきるのではないかと思う。

日本の結婚制度は一夫一婦制である。貞操義務があり、一度結婚したら、その人以外と良い関係になってはダメよという制度になっている。もし相手が不倫をしたら、それを理由に慰謝料もとれるし、場合によっては離婚もできる。

つまり、相手が好きで、他の人に相手をとられたくなかったから、というのが唯一の結婚を決意した理由といえるだろう。もちろん結婚したからといって相手の心を必ず繋ぎ止められるわけではないが、離婚は彼氏彼女の関係で別れるのとはワケが違う。かなりハードルがあがるのは間違いない。

多分メリットデメリットを考えたら結婚なんてできないのではないだろうか。好きだから相手を独占したい、そう周りに宣言して牽制したいという気持ちが大きかったような気がする。

 

◆結婚してみて感じた結婚のメリット

では実際に結婚してみて感じたメリットはなにか?

まずは、お互いの苦手なところを補い合えるというのは大きいかもしれない。例えば私は料理するのが嫌いだが、一人でやるより二人で手分けしてやった方が早くできるし、手間も半分になる。

あとは二人でいると単純に安心するというのはある。大嫌いな虫(Gから始まるやつ)が出た時も、一人で戦うより二人の方が心強い。夜寝るときも、独身のときは、幽霊(!?)とか不審者とかが怖いので電気をつけて寝ていたが、今は暗闇でもぐっすり眠れる。

もちろん結婚したことによるデメリットも様々あるものの、まぁ総じていえば、思ったよりもメリットがある、というのが私の感想である。

但しメリットはそんなささやかなものなので、生活習慣や価値観がまったく違う場合には、メリットよりそのストレスによるデメリットの方が上回ってしまうだろう。

 

◆10年後の未来

そんなわけで、私の経験の中でいうならば、「相手を誰にも渡したくない」と思う程度まで好きでないとなかなか結婚には踏み切れないと思う。

しかし、ここでまた一つの疑問が。

「相手を独占したい」という、この気持ちはいつか消える時がくるのだろうか?もし消えるとしたら、それでも結婚を続ける理由を自分は何に見出すのだろうか?

よく言うように、また形の違う「愛情」に変わっていくのか?

もちろんそうあってほしいが、その答えは今の私には分からない。

ナスアレルギーだと長年気づかなかった話

タイトルの通り、今日は「茄子アレルギーだと長年気づかなかった」体験談を話そうと思う。

 

◆ナスの味

小さい頃、時々母がナスのみそ炒めを作ってくれた。白いご飯とよく合う、私の好きなメニューの1つだ。

しかし、子ども心に一つ疑問があった。ナスを食べると、いつも舌がピリピリと痺れて痛いのだ。味は好きだが、痺れが気になる。

私「ナス食べると舌がピリピリする」

母「ああ、私もなるよ。ナス美味しいけど、口の中が痛いよね。」

母はあっさりとそう言ったので、なるほど、ナスというのは舌が痺れる食べ物なのだと理解した。痺れるまでがナスの味で、みんな舌が痺れてるのだと。

 

◆母、呼吸困難になる

最近、母はご近所から畑でとれたナスをもらった。かなり新鮮で大きなナスだったらしい。

ナスが好きな母はそれをフライパンで焼いて食べた。相変わらず舌はピリピリする。

ピリピリピリ・・・・

どころではなかった。

舌全体が痛くなり、その内舌も唇も腫れたようになり、最後は呼吸ができなくなった。母はその場で横になり、死を覚悟した。

 

◆母の後日談

母「私、ナスアレルギーだったみたい」

後日、母は呼吸困難になるまでの事のあらましを説明した後、私にそう言った。さらにこんな一言を付け加えた。

母「あとね、お父さんに言われたんだけど、普通の人はナスを食べても舌がしびれないらしい」

!?…私は衝撃をうけた。

母「昔からアレルギーだったみたい。年取って免疫なくなってきて、アレルギー症状が強くでたのかなぁ?」

私「ナスって、本来舌が痺れない食べ物なの!?」

母娘で同じアレルギーだったため、今の今まで気づけなかったのだ。

 

◆まとめ

今日伝えたかったことは、あなたの感じているその味が、他の人と同じとは限らない、ということである。

なんか舌が痺れるとか違和感があるときは、ぜひ身内以外の誰か(重要)に聞いて、自分と同じ味か確かめてみてほしい。

ところで、私はメロンがこの世で一番好きな果物なのだが、この間マスクメロンパフェを食べた後、半日たってもノドがイガイガしていた…。今までは、みんなメロンを食べたらそうなるなのだと思っていたが…。

はたして…?

私が専業主婦になるリスク

今日は、 幼い頃「主婦」を夢見ていた私が、そのリスクに気づき断念するまでの話を書こうと思う。

 

◆幼稚園の頃の夢は「お嫁さん」

幼稚園の頃のアルバムを見ると、「将来の夢」欄に「お嫁さん」と書かれている。

確かにこの頃の夢は、「花嫁」だった。結婚して、お母さんになる。それ以外の人生は想像できなかった。

母は専業主婦だったし、社宅に住んでいたので、周りも似たような感じで母親はみんな主婦だ。大好きだった幼稚園の先生も、「結婚するから」といって幼稚園を去っていった。

そんな環境の中で、結婚して専業主婦になる以外の人生を想像できるだろうか?

私の生きている世界はまだとても狭かった。

 

◆夢打ち砕かれる小学生時代

小学生の頃、母に将来の夢を聞かれたことがある。やはり「お嫁さん」と答えた私に、母は言った。

母「専業主婦になるの?やめた方がいいよ。外で仕事した方がいいよ。」

私は頭をガツンと殴られたような気がした。母だって専業主婦なのに、なぜそんなことを言うのだろうか?

私「えーっ、なんで?」

母「だって、自分で稼いでなかったら、離婚すら自分の意志でできないんだよ。お母さんは、たまたまお父さんが良い人だったから良かったけど、もしどうしょうもない人だったらどうするの?一人で生活できなかったら、ずっと我慢しなきゃいけなくなるよ。」

子ども心に、なるほど、と私は思った。専業主婦にはそういうリスクがあるのかと。目からウロコというやつだった。

 

◆「結婚しない」人生

そんな母の影響もあり、主婦の夢は捨て、自立の道を目指すようになった。

さらに、中学・高校・大学と進むにつれて、離婚以前にそもそも「結婚しない」人生があることを知った。別の記事で書いたが、私は全く彼氏ができなかったので、「一生結婚しない人生」は非常に現実味を帯びた未来だった。

「たった一度の人生、結婚してもしなくても、とにかく幸せな人生を生きる!」…これが私の人生のテーマになりつつあった。

一人で何でも楽しめるようになった方が良いと思い、どんなレストランも旅行もディズニーランドも一人で足を運んだ。老後のためにお金を貯めなくてはならないので、仕事もまじめに取り組んだ。

結婚しなくても、一人でもなんとかやっていけるかなと思い始めたころ、私はアラサーになっていた。

 

◆専業主婦のリスク

アラサーになってようやく彼氏ができて、最終的に結婚することになるのだが、友だちに「仕事やめて専業主婦になれば?」と言われたことがある。

初の彼氏ができて完全に浮かれていた私だが、しかしネガティブな性格は変わっていなかった。専業主婦になったところで、彼が一生自分を養い続けてくれる保証はない。

今の関係が良好でも、10年後も同じかは分からない。私よりももっと魅力的な人は世の中に腐るほどいるわけで、将来のことなんて誰にも分らない。

誰かに経済的に依存することはリスクが高すぎるというのが私の結論だった。自分に必要なお金は自分で稼ぐ、これが自分の人生がどう転んでも絶対に安全な方策である。

そもそも私と結婚しようと言ってくれる人が現れたことが奇跡であって、夫との結婚生活はボーナスステージのようなものだと思っている。ボーナスステージはいつ終了してしまうかもわからない。

夫との結婚生活には感謝し楽しみながら、しかし仮に結婚していなくても、それなりに幸せだっただろうといえる人生にしたい、そのための力をつけたい。

「経済力がある」ことは、「自分の人生の決定権が完全に自分の側にある」ことなのだ、という強迫観念にも似た考えを、私は捨てることができなかった。

 

◆悔いなく生きる

母は相変わらず父と仲が良く幸せに暮らしてる。友人も何人かは主婦になった。みんないろんな価値観や優先順位の中で、時にリスクを取りながら、自分の人生を泳いでいる。

専業主婦の友達の家に行って、おいしい食事をふるまってもらうと、素直に尊敬してしまう。そもそも手先が不器用で家事が苦手な私には、おそらく専業主婦はつとまらないだろう。そういう意味でもやはり私にとって専業主婦はかなり高リスクな職業である。

何にせよ、自分の人生の主人公は自分なのだから、各々の信念に基づいて、悔いなく生きるのが一番なんだろう。

たった一度の人生なのだから。

 

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ami051384.hatenablog.com

爪を噛む癖は治すのが本当に難しい

人間だれしも癖って持ってますよね。私も貧乏ゆすりとか関節鳴らしちゃうとか、いろいろとよろしくない癖を持っているのですが、その中でも特に悩んでいるのが爪を噛む癖…。

現在進行形で悩んでいるこの癖について今日は考えてみたいと思います。

 

◆爪を噛む人はみんな真剣に悩んでる

小さいころから、気づいたときには爪を噛んでました。思春期の頃は、本当に自分の爪が嫌いでした。深爪だし、爪を噛むだけでなく、爪の周りの皮膚も噛んでしまうので、本当に爪が汚い。

はっきりって恥ずかしいです。年頃になればみんなマニキュアとかするのに、私はできません。授業中もダメだと思いつつ、我慢できずにカリカリ噛んでしまいます。周りに見られてるかもしれないのに。本当に恥ずかしい。

大人になっても、もちろんこの癖がなくなることはありませんでした。爪を噛んでいる人の爪は、見ればすぐにわかります。普通の深爪とはワケが違いますから。

私は女ですが、男性の方が多い印象がありますね。電車とか乗っていて、隣のサラリーマンの爪が、爪を噛む人の爪だって気づいて、切ない気持ちになることがあります。

いい大人が爪を噛むなんて恥ずかしいってことは、爪を噛む人みんな分かってます。でもやめられないのです。

 

◆爪を噛む原因は?

学生時代、教職にも興味があって、教育関連の講義をとっていたことがありました。そこで教育学部の先生が、

「爪を噛む癖は、絶対に治りません」

と言っていたのがすごく印象に残っています。そして、その先生はこうも言ってました。

「子どもが爪を噛むようになるのは、親からの愛情が不足しているからです。」

私自身の経験から言えば、親はどちからというと溺愛タイプで、愛情はかけてもらった方だと思います。でも、爪を噛んでいます。なので、親のせいではないと思います。なぜ、噛むのかは分かりませんが…。

ストレスがたまると噛むのでしょうか。確かにテスト中とか、仕事が切羽詰まっているときは爪を噛みやすい気がします。

でも、テレビ見てるときも噛んでることがあるので、ストレスをなくせば爪を噛まなくなるということはないし、仮にそれが原因でも、現代社会においてノーストレスで生きることを目指すのは現実的ではないでしょう。

 

◆女性ならジェルネイルでごまかせる

社会人になって、爪の汚さには本当に悩まされました。PCを打つとき、客先でプレゼンしているとき、自分の爪が目に入ると本当に嫌な気持ちになりました。

しかし、実は今、私の爪は下の写真のようになっています。

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あれ?爪が伸びてる?

はい、伸びてます。

月1回、ネイルサロンに行って、ジェルネイルをしてもらっているのです。ジェルネイルをすると、爪がコーティングされて固くなります。固いので歯で噛もうとしても噛み切ることができないのです。

つまり、爪を噛む癖自体は治ってません!相変わらず口元に手を持っていく癖は健在です。もっと言うなら、爪を歯で挟むところまではします。でも、噛んでも噛み切れないので、爪はきれいなままです。

ちなみに、写真をみると、少し小指だけ爪が短いのが分かるでしょうか?実は、先月、小指だけジェルネイルが剥がれてしまいまして…。ネイロサロン予約の数日前だったのですが、その数日のうちに噛んでしまい短くなってしまいました…。

ね?治ってないでしょ?

とはいえ、女性で爪を噛む癖に悩んでいるなら、ぜひジェルネイル試してみてください。但し、深爪状態だと、ジェルネイルはできないので、3週間くらい我慢して、ジェルネイルができるくらいまで爪を伸ばす必要はあります。

これは根性でやるしかありません。指をしゃぶっても何してもいいので、噛むのだけは我慢しましょう。少し伸びてきたら、恥を忍び、急いでネイルサロンに駆け込みましょう。

 

◆やっぱり爪を噛む癖を治したい

とはいえやっぱり、根本的に爪を噛む癖を治したいですね。ジェルネイルもたまに爪が薄くなりすぎて半年くらいお休みするのですが、その期間の爪の惨憺たるものと言ったら…。

ネットで見ると、やはり一番メジャーな治し方は、苦いマニキュアを爪に塗るというヤツなんですかね。無意識のうちに噛んでることが多いので、ハッと気づけるという意味では効果的ですが、私はそれでも我慢できなくて噛んでしまいそうです。

たぶん、爪を噛みたい時に噛めないのはストレスがたまるので、何か気を紛らわす術も必要だと思います。

例えば、禁煙中の人が、タバコ吸いたくなったらアメ舐めたりすることで、気を紛らわしたりしますよね。そんな感じで、爪噛みたくなったら、何か別のことをすると良いのかも。

とりあえず苦いマニキュア買ってみるか…。